「不合格」という結果をどう活かすか
加藤 洋 on 2 月 04 2010 | Filed under: ミニエッセイ
本日は2月4日。受験も終盤戦です。
今年の当会の生徒の受験状況は比較的順調に進んでおり、大方の生徒が本日あたりで「受験終了!」という感じになっています。中には早々と2月1日だけで勝負がついた生徒もいます。
全員が第一志望合格というわけにはいきませんが、結果的には“まずまず”といったところでしょうか。
とは言っても、まだ明日、明後日と受験する生徒も残っています。でもすでに合格校を勝ち取っている生徒が、さらに上を目指して受験するというケースですので、私どもも安心して見ていられます。
さて、毎年この受験の時期に感じるのが、「不合格」という結果の重みです。
当会のボスである田中貴は著書の中でこう書いてます。
『中学受験で一番いいのは、一生懸命がんばって落ちること。
次が、一生懸命がんばって、合格すること。
次が、がんばらないで、落ちること。
最悪なのは、がんばらないで、合格すること』
私はこの言葉が好きで、よく保護者会などで引用したりしてます。
当たり前のことですが、私どもは塾の指導員ですから生徒達を合格させることを第一目標としています。
でも毎年この時期思うのが、「不合格」という結果を突きつけられた生徒は一皮むけるということです。結果が生徒を人間的に成長させるのです。
2月1日は“へらへら”した顔で受験しに行った生徒も、その日に「不合格」の結果が出ると2日から顔つきが変わります。受験後に塾で翌日の試験勉強している姿も、試験前と比べると雲泥の差です。
中学受験は所詮「こども」の受験です。しかも多くの生徒にとって「初めて」の受験です。ですから試験前には合格・不合格の“重み”が実感できないものなのです。実際に結果が出て、初めて気づくのです。
この不合格という結果を次の試験に活かせるかどうかが重要です。
1次試験で不合格でも2次試験で合格を勝ち取る生徒が毎年たくさんいます。これは1次と2次の間で大きく人間的に成長しているからです。
せっかくの中学受験ですから、単に「受かった、落ちた」で終わらせるのではなく、この結果を今後の自分の成長に活かすことが重要です。
よい結果が出た生徒も、やや満足のいかない結果が出た生徒も、受験終了後に、この長かった受験勉強をもう一度振り返り、反省してみるのがよいと思います。
まだ受験が残っている生徒、最後まで悔いの残らぬよう頑張ってください。
by ハイハイ
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